タランティーノ監督第9作目「〜インハリウッド」
テレビAD時代の先輩が映画好きで、
その影響を受けて80年代の映画も結構好きなクロです。
生涯に10本しか映画を撮らないと宣言している
クエンティン・タランティーノ監督の第9作目。
「ワンスアポンアタイムインハリウッド」
みてきました。
タイトル長いけど、どこで略して良いかわかりません。
60年代のハリウッドを舞台にした今作。
実際に起きたシャロン・テート殺害事件なども織り交ぜ、
なにより当時の音や映像にこだわったと注目されている作品。
しかも2時間50分ほどの超大作。
そして何より、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターの共演。
内容は難解、というか当時の知識がないとわからないことも多く、
私はあまり理解できなかったように思います。
観客も、みた感じ40代以上の方が多く、
上映後に拍手が起こったり、古き良き映画館なのか、監督の個性なのか。は定かではありませんが、いい鑑賞時間を過ごせました。
すごい雑なまとめかたで申し訳ないけど、
タランティーノ監督らしさをスクリーン全面から溢れていて、ワクワクというよりも、淡々と凝った描写で綴られていました。
足元を写す描写がすごく多く感じたのだけど、何か狙いがあったのだろうか。
白黒映像や、当時のフィルム映像など、ラジオの音声。
車やカウボーイ映画のセットなど、随所に69年のハリウッドが忠実に再現されていて、(全く当時を知らないけど)その時代に思いを馳せました。
この時代はミュージカルも盛んに作られていたし、
人々が娯楽を求める最初の時代だったのかな。
もっとこの時代や、キャストのモデルとなった人物のことを知ったらオマージュじゃジョークも理解できて、この作品を理解できたであろうことが悔しいです。
ブラピもハンサムで活かしたキャラだけど、
それ以上にレオ様のハマり具合がすごい。
懐かしのオールデイ感と、ちょうどいい情けなさと。本当に幅の広い俳優さんだなと改めて驚きました。
タランティーノ監督の作品も全部見る!
と決めて、まだキリビル2までしか見れてないので、10作品目が公開するまでには(まぁ早くて3年後くらいだろうけど)全部みて行こうと思います!