エルトン・ジョン伝記映画「ロケットマン」
キングスマンが大好きなクロです。
紳士でスーツを着こなすスパイ、超良いです。
あと、あのガジェットの数々…それにクラシック音楽の使い方。
そして主役大抜擢のタロンエガートンくんの身のこなしの軽さ!もちろんコリンの人間味が溜まらな
……
熱が止まらなくなりそうでしたが、今回はキングスマンで主役を演じたタロンくんがエルトン・ジョンを演じる映画
「ロケットマン」
を劇場でみてきました!
この映画、2018年に大ヒットしたクイーンのフレディを描いた映画
「ボヘミアン・ラプソディ」が監督してまして、
アーティストのメジャーで転機になった曲名をタイトルにするのは今回も変わらず。
フレディにも負けない記録や衣装の派手さで
なかなかカラフルで豪華な作品に仕上がっておりました!
今作は、およそ28年前の設定から過去を回想する構造。
子供の頃から、デビューして、ロックの世界で頂点を取り、酒やドラッグに溺れていく様を描いております。
特に家族との関係性が、彼の歌の原点になっているのを、
もう、とても切なくかわいそうに描かれていまして…
間違いなくこの作品のテーマは「愛」でしょう。
フレディに比べ、まだまだエルトンは現役で活躍するミュージシャン。
ラストはボヘミアンのように息を飲むシーンではありませんが、
暖かく包み込む優しさが、この物語の解決へと導いてくれたように思います。
タロン・エガートンくんは今回が歌をメインにした役は初めてだと思うのだけど、めちゃくちゃうまいし、エルトンの声に想像以上に似ていて驚きました!
優しい中に力強さと、叫びが宿っている感じ。
演技も歌声も全てにそれが出ていました。
すごい個人的な話、エルトン・ジョンといえばミュージカルのイメージだったので、
(今やってるライオンキングも彼の作曲)
それとは違う彼の作る曲は、パーティーぽいものからラブソングまで。
幅広く、でもどの曲も聞けばエルトンの曲とわかる、個性が詰まった曲ばかりでした。
全編に疾走感のある曲が織り込まれてて、
エルトンファンなら足踏みせずにはいられないでしょう!
演出がミュージカルぽかったのは、彼の曲がミュージカルっぽくもあり相性が良いから何だろうな〜
歌詞の引き継ぎ方とか最高だったので、ミュージカル好きにもぜひみて欲しい映画です。ぜひ劇場で!
